プロが教える資金運用のキモ

銀行系の資金運用は、収益構造でのM&A業務の相対的地位が低く、M&Aだけに頼る必要がありません。
また、外資系資金運用は、投資収益率に対する厳しい基準があり、M&Aに対する大きな特徴を生み出しています。
具体的な外資系資金運用での評価項目を見ると、性格や人間性、知識、会社への貢献度などが挙げられます。
そして、案件数や収益の変動が非常に激しいというのが、外資系資金運用の大きな特質と言えます。
若手の場合、外資系資金運用では、社内での評価が大きく影響し、使えるか使えないかがポイントになります。
ある意味、外資系資金運用では、個人の業績はほとんど関係ないと言ってもよく、それは直接収益を上げられる立場にないからです。

資金運用には、外資系、日本系以外に、ユニークな戦略とサービスを展開する独立系もあり、近年大きな業績を伸ばしています。
出来高払いとなっているのがボーナスのことで、外資系資金運用においては、一定の基準に達成すると、ご褒美があります。資金運用と言えば、外資系が主で、邦銀に比べてスタッフ数が少ないのが特徴で、地域における密着度は低いです。
外資系資金運用とは違い、日本においては、外資系とは逆で、小型の案件を大量に手がけています。
日本中のネットワークから案件依頼があることから、外資系資金運用とは、その辺は大きな差があります。
中でも、一番重要なのは性格や人間性の項目で、これは、日本、外資系に関係なく、資金運用での大事な評価項目になります。