事実婚である人が離婚する場合は慰藉料請求権や財産分与請求権などが認められています。
事実婚であっても年金や健康保険などの制度は変わりがなく、事実婚と言っても、婚姻届を
出したか出していないかの差であって、夫婦の権利というのは変わる所がありません。
法律上での相続には事実婚は、法律婚とは異なる所がありますが、
その他の権利や義務はほぼ同じで、届出を出すことのできない事情を含んでいる内縁とは違って、
事実婚は当事者間の主体的、意図的な選択が優先されています。

事実婚の後悔は建前の口コミなんです


今の日本、いくら実録主義になったとは言え、まだまだ年功序列の部分は健在で、年相応の経済力を維持している人は少なくありません。
でも、そこで考えないといけないのは、その恋が、自分に経済力があるからこそ成り立っているかも知れないのだという事。
それを忘れ、今の事実婚に見切りを付けて不倫を正当な恋愛に持ち込んだ途端、新たな悲劇と後悔が待ち構えている人も少なくないでしょう。
こういう事を言うと、若者ばかりが悪者のように聞こえるかも知れませんし、もしそういう印象に反感や不快感を持たれる方がいらっしゃればお詫びします。事実婚に後悔して離婚を考えるというのは、ある意味、一つの建前なのかも知れませんよ。
その結果、後悔し、逆に事実婚に憧れを抱く女性は少なくないと言います。
もっと分かりやすく言えば、事実婚であってもなくても、結婚した限りは何度となく後悔するという事ですよ。

事実婚に限らず、後悔のない結婚なんてないというのが私の考え方。
そして、その際やはり事実婚の経済力というのは大きなポイントになって来るのではないでしょうか。
例えば、同世代同士の結婚だと、価値観はそれなりに一致するものの、互いのその価値観を十分に満たしてくれるだけの経済力が保てない。

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