パーソナルファイナンス学会発表！日本での金融教育のあり方

返済ができなくなってしまうケースを想定して、ファイナンスでは、スコアリングの合計点によって貸し倒れのリスクを算出しています。
そのため、ファイナンスの金利は一概に何％ということはできないわけで、明確な基準というものはありません。
決算書は通常の銀行融資を受ける際に重要ですが、ファイナンスの審査では、決算書の内容を元にスコアリングしています。
それで全ての融資条件が決まってしまうので、ファイナンスの場合、会社の経営状況が悪い場合は決算書の内容も悪くなります。ファイナンスの金利は、経営状況や決算書の内容などの融資対象者の条件により、大きく変わってきます。
そうなると、仮にファイナンスで融資を受けられたとしても、金利はどうしても高くなってしまいます。
つまり、融資資格のある事業者全てが、一緒の金利でファイナンスの融資を受けられるわけではないのです。
ファイナンスのスコアリングでの合計点数が低くなると、それだけ企業の信用度も低くなります。
ファイナンスの金利は、会社の状況や決算書の内容を元にしたスコアリングの合計点によって決められます。

ファイナンスの金利は、スコアリングが良ければ金利は低くなり、悪ければ金利は高くなります。
銀行系から融資を受ければ比較的低金利でファイナンスは、借り入れをすることができます。
ファイナンスの場合、金利が低いというのは単に融資機関のメリットであり、金利が低いほどよい条件で資金調達ができるわけではないのです。