柔軟剤として、ライオン油脂が1976年にソフランSを発売していて、
この時話題になったのがその色で、
これまでの水色からピンク色に変わったんですよね。
そして香りというものが、この頃から、
柔軟剤にとって大きく重視されてきました。
これを機に柔軟剤は多様化してきて、
1988年には花王からタッチという新製品が発売されます。
この柔軟剤はこれまでのものと違って、
水分を良く吸い取ることを特徴としていて、これを境に濃度をより濃くした濃縮型のタイプが
主力製品へと変わっていくんですね。

ふわふわになる柔軟剤は人気なんです


そして、柔軟剤を使用する場合、できるだけ部屋干ししないで、日干しをするのが良く、そうすると、ふわふわします。
しかし、中には、柔軟剤をちゃんと使用しているのに、イマイチ効果が出ず、ふわふわになるどころか、ゴワゴワになると言う人もいます。
考えてみると、何十リットルの水にたった20mlの柔軟剤を入れるだけなので、それでふわふわになるというのは、虫がよすぎるのかもしれません。
混ぜて大丈夫だろうと思って、洗剤と柔軟剤を同時に洗濯槽に入れる人は案外少なくありません。柔軟剤というのは、とても便利なもので、使用することで、衣類がふわふわになり、それにいいニオイがします。
しかし、そうではなく、単体の洗剤と柔軟剤を混ぜて洗濯すると、陰イオン界面活性剤と、陽イオン界面活性剤が中和してしまいます。

柔軟剤で、ふわふわの感触を味わいたいなら、絶対に洗剤とは混ぜないことです。
ふわふわにならないのは柔軟剤そのもののせいではなく、効果が出ないのは、入れ方と干し方に原因があるのです。
すすぎの最初は、洗剤の成分が衣類に付着している状態なので、その時に柔軟剤を入れると、洗浄効果が発揮できません。
ふわふわ効果をしっかり出すためには、柔軟剤を使う場合、こうした工夫が必要になってきます。
つまり、ベントナイトという粘土を柔軟剤として使用しているので、問題がないのです。

柔軟剤を使用する時、乾燥の時間があまり取れない時は、できるだけ、脱水の時間を短めに設定することです。
水道代はかかってしまいますが、柔軟剤の最大の効果である、ふわふわ感を発揮させたいなら、すすぎ2回目が狙い目です。
ただ、柔軟剤を使用して日干しをすると、ふわふわする分、香りはどうしても薄れてしまいます。
すすぎが1回の場合、どうしてもすすぎ水に洗剤が残っているので、洗浄成分が柔軟剤の成分とぶつかって効果が発揮できません。

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