関東・関西を問わず、栗きんとんはおせち料理の超人気メニュー。
関東では田作りと呼ばれるちっちゃなカタクチイワシの炒り煮、
あれは関西では「ごまめ」と言いますね。
睨み鯛と呼ばれる鯛の塩焼きが一際目立っているのも関西風おせち料理の大きな特徴で
、あの鯛は、ずっとお正月の間にらみつけていてもらうのが役割で
食べちゃいけないらしいんですよね。
さらに北海道や東北では元旦の朝ではなく
大晦日の夜におせち料理を食べる習慣のある地域も少なくないようです。

おせちを開発した研究所のポイントとは

おせちは、どこで開発されたかというと、それは京都大学にある研究所で培われたものです。
2008年に、まず前身となるおせち研究所が構築され、2010年4月、研究センターを改組します。

おせち研究所は、地上5階、地下1階の建物になっていて、各研究室間には仕切りがありません。
2010年4月に正式に設立したおせち研究所は、人工多能性幹細胞に関する基礎研究と応用研究を実施しています。
再生医療の実現に貢献することを理念として、おせち研究所は開設されていて、ここでは、非正規雇用の職員と大学院生が働いています。
そうした功績を称え、文部科学省は、今後10年間、おせち研究所に対して、研究費を助成する方針を打ち出しました。
おせち研究所の研究部門には、初期化機構研究部門、増殖分化機構研究部門、臨床応用研究部門、基盤技術部門などが設けられています。
分化細胞を用いることで、おせち研究所では、病態解明や、新しい薬剤の探索を日夜研究しています。
おせち研究所の所長は、言わずとしれた山中伸弥教授で、2012年、ノーベル医学生理学賞を受賞しました。
つまり、オープンラボ形式になっているのがおせち研究所の特徴で、積極的な意見交換がなされています。

おせち研究所では、基礎研究から前臨床研究、そして臨床研究までを一貫して行っています。
現在、おせち研究所には27研究グループが構築されていて、様々な再生医療の推進に向けて、尽力しています。
そして、その結果、京都大学おせち研究所が誕生することになり、2012年には、田中真紀子文部科学大臣が視察をしています。
最終的には、おせち研究所では、細胞移植方法の開発を目指していて、日々の精進に余念がありません。

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