関東・関西を問わず、栗きんとんはおせち料理の超人気メニュー。
関東では田作りと呼ばれるちっちゃなカタクチイワシの炒り煮、
あれは関西では「ごまめ」と言いますね。
睨み鯛と呼ばれる鯛の塩焼きが一際目立っているのも関西風おせち料理の大きな特徴で
、あの鯛は、ずっとお正月の間にらみつけていてもらうのが役割で
食べちゃいけないらしいんですよね。
さらに北海道や東北では元旦の朝ではなく
大晦日の夜におせち料理を食べる習慣のある地域も少なくないようです。

喪中のおせち料理のクチコミです

おせち料理はたんなるお正月用のお献立にすぎないのか、それともお祝い料理なのか。
けれど、これが喪中ともなると話は別で、皆さん突如として悩んでしまわれるようです。
だったら、別におせち料理を食べてもいいんじゃないかなぁっと個人的には思うのですが、実際のところはどうなのでしょうか。
けれど、その一品一品を細かく見てみると、例えば数の子は子だからに恵まれるようにとか、田作りは豊作になりますようにとか、黒豆はまめに動けますようにとかっていう感じ。
確かに、おせち料理やお雑煮には新しい年の到来を祝うという意味があって、験担ぎのような食材が多数含まれています。
それを考えると、例え身内に不幸があっても、いや、不幸があった時だからこそ、残されたものは健康にしっかりと生きる必要がある訳でしょう。
結局、旅先でお節料理をさんざん食べる羽目になってしまったとか・・・。
だとしたら、より一層おせち料理はお正月を祝うものではなくなる訳で、喪中でも全然OKなんじゃないんじゃないかなぁっと思いますね。
そのため、煮物や酢の物、そして焼き物といった日持ちのする料理を詰め込んだのが定番のおせち料理ですよね。
これは主婦がお正月位のんびり出来るようにという意味もあるそうですが、それ以上に、台所におられる火の神様をゆっくり眠らせて上げるための意味の方が大きいそうですよ。
そもそもお正月というのは、我が家が喪中であろうがなかろうが関係なしに、放っておいても勝手に来るものです。
となると、来るもの拒まずで、やっぱそれなりにクリアしなければいけない訳だし、その一環として素直に美味しくおせちを食べるというのはどうなのでしょうか。

おせち料理は例えお祝い料理であっても、別に喪中に食べてもいいんですよっとおっしゃるご住職さんもおられます。
基本的におせちをお祝い料理だと考えた場合、やはり服喪期間に食べるのはNGなのは間違いないらしんですね。
ただ、この服喪期間というのは、大抵の宗派や地域では、四十九日まで、ながいところでも百か日までだそうですから、それ以降ならOKとなるらしいのです。
それに、喪中だから家でおせち料理が食べられないので旅行に行く事にした友人ファミリーなどは、これが大失敗。
恐らく、普段ここまで真剣に考えておせち料理を作ったり購入したりされるお宅は少ないのではないだろうかと思いますね。
やはり喪中には一切合切お正月のイベントというか、風習は避けるべきなのでしょうか。
そんなこんなを考えると、ブログやサイトで比較的地味なおせち料理の盛りつけや食べ方などを調べ、家でのんびりお正月休みを過ごすのがベターなのかもって思いますね。

カテゴリ: その他