事実婚である人が離婚する場合は慰藉料請求権や財産分与請求権などが認められています。
事実婚であっても年金や健康保険などの制度は変わりがなく、事実婚と言っても、婚姻届を
出したか出していないかの差であって、夫婦の権利というのは変わる所がありません。
法律上での相続には事実婚は、法律婚とは異なる所がありますが、
その他の権利や義務はほぼ同じで、届出を出すことのできない事情を含んでいる内縁とは違って、
事実婚は当事者間の主体的、意図的な選択が優先されています。

事実婚とはの体験談です


家庭内離婚とも言われる事のある事実婚は、家という枠組みの中にいながら互いに異なるベクトルを向いている状態です。
一緒に同じ家に住んでいるだけで婚姻関係は既に破綻しており、事実婚になると離婚も秒読みではないでしょうか。
ただ、明確に定義付ける条件が存在する訳ではないため家庭によっては客観的に成立していると判断されるにもかかわらず事実婚とは意識していないかもしれません。
一番大きなポイントは、事実婚は文字通り家庭内で別居状態が作られるところにあります。
ブログやサイトから、事実婚について詳しくチェックすることが出来ます。
もちろん別居と言っている以上は積極的なコミュニケーションを取る事はなく、食事の時間や寝室も別になるのが一般的な事実婚です。

事実婚の場合には、従来の別居とは違い婚姻関係の修復も状況によらず可能性を見出せるのではないでしょうか。
実際に、離婚を考えていても経済的な理由から躊躇する事は珍しくありません。
それでも物理的な距離感は近いため、事実婚を経て元の関係に戻るという可能性があります。
このケースでは、離婚までの事態は想定していないため事実婚という距離感が絶妙になります。

事実婚は、実際に別居や離婚を想定していなくても行われる事があります。
元々、全ての夫婦が仲睦まじいという事はないでしょう。
最後まで性格が合わず顔を突き合わせていると息が詰まる、という場合に事実婚は効果を発揮します。
しかし別居をするとなると危惧している経済的な理由に直面する事になり、結果として事実婚を選択するのです。
ただ、上手に事実婚を成立させるためには生活時間帯の調整などを最初に決めておく必要があるでしょう。

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