事実婚である人が離婚する場合は慰藉料請求権や財産分与請求権などが認められています。
事実婚であっても年金や健康保険などの制度は変わりがなく、事実婚と言っても、婚姻届を
出したか出していないかの差であって、夫婦の権利というのは変わる所がありません。
法律上での相続には事実婚は、法律婚とは異なる所がありますが、
その他の権利や義務はほぼ同じで、届出を出すことのできない事情を含んでいる内縁とは違って、
事実婚は当事者間の主体的、意図的な選択が優先されています。

事実婚倫理なんです


豊かな家庭を築いてきたいという志があるなら、事実婚は、倫理のあるお付き合いを進めていかなくてはなりません。
最近の若者は、婚前の事実婚をおおっぴらに容認する風潮がありますが、それは倫理の欠如とも受け取れます。
そうしたことから、今一度、大人は、若者の事実婚について、正しい倫理感を教える必要性があると言えます。
感情のみで、事実婚を続けると、結果的に、相手や子孫に不当な不利益を与える恐れがあるので、倫理感を持つということは、非常に大切なことです。
特に、10代の事実婚は、倫理に欠けていることが多く、高校生などは、大半の子が、性交に許容的であるというデータが出ています。

事実婚は、倫理を持ち合わせた人間でないと、誰とも交際する資格がないと言ってもいいくらいです。
倫理を正しく持っていないと、事実婚で性的関係になった場合、人間性の面において、後で大きく破綻しかねません。
倫理観念のない事実婚といのは、よりよい関係を築けないことを意味しています。
お互いの人間の意思による支えがない事実婚は、肉体的魅力を失った後は、一気に崩壊する危険性があります。
倫理のない薄っぺらな感情は、やがて相手に対して飽きてくるので、真の事実婚は構築できません。
知性的な倫理のある結びつきがない事実婚は、簡単に壊れやすく、それは、人間は感情に流されやすいことをも指摘しています。

事実婚で、肉体的関係を優先すると、人口中絶する可能性が高くなり、強いては、それは不妊症の原因にもなります。
結婚する気の無い相手と簡単に事実婚で、婚前交渉が出来る人は、倫理感の無い人の表れかもしれません。
倫理というのは、単に一般の道徳だけでなく、事実婚においても、認められるべきものなのです。
性交渉は、肉体的に男女共に性感染症の危険がありますが、女性は妊娠のリスクもあるので、事実婚では、そうしたことも配慮しないといけません。

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