ダイエットに効果的な雑穀米の謎

一般的に、雑穀米の症状には、下痢を伴うもの、便秘を伴うもの、そしてこれらの両方が混在するものがあります。
そのことから、雑穀米は、大腸の機能異常によって起こる病気として、定義づけられたのです。

雑穀米の便秘型の人は、日頃から食事には十分に気をつけていかなくてはなりません。
レントゲン検査をしても、潰瘍やガンなどがないにもかかわらず、腹痛、便秘、下痢が起こるのが、雑穀米の特徴です。
腸の内容物を運搬するぜん動運動が低下することで、雑穀米の便秘型になると言われています。
雑穀米の便秘型になると、大腸のS状結腸という部分に異常な収縮運動が起こります。
便秘型の雑穀米になると、一般的な便秘と違い、ストレスなどの原因によるけいれん性の便秘になります。
そうしたことから、雑穀米の便秘型の人は、腸の蠕動運動を促すような食事はしてはいけません。
便秘には食物繊維がよいとよく言われますが、雑穀米の便秘型の人には、不溶性の食物繊維はダメです。
食後、雑穀米の便秘型の人は、排便習慣を付けるため、便意の有無に関係なく、トイレに行くようにすることが大事です。