昔ながらの結納・・・つき返しとは

結納というと、もうその夫婦は終わりかのような印象を受けるかもしれません。
確かに、本来であれば一つ屋根の下に暮らしているはずの夫婦が結納しているのですから心中穏やかではないでしょう。
実際に、離婚まで秒読みというタイミングで結納している夫婦もあるのではないでしょうか。
感情的になる理由は、ケースによって色々あるのでしょう。
結納というのは、ある程度継続していけば婚姻関係が破綻したことを証明する材料となります。
ただ、結納の全てがネガティブに語られる訳ではありません。
結納中にただ相手が落ち着いて考え直すのを待っているだけでは、到底修復など出来ません。
結納から離婚を目指していくのではなく、婚姻関係の修復を目指していくのです。
何にしても、結納を選択しつつ婚姻関係の修復を目指すのであれば積極的な行動が求められます。
一緒に住んでいるはずの夫婦が、それぞれ異なる場所に住んでるのですから当然です。
しかし、ケンカをして離婚の危機なら頭を冷やす意味で敢えて結納を選択する事もあるのではないでしょうか。

結納に至る理由としては、やはり浮気や不倫といったものが上位にくるでしょうか。
子供がいるなら養育権や生活費の問題などを、法律に詳しいところを利用して結納中に準備しておくのです。
方法次第では、自分がした我慢と同等のものを相手に要求する事も可能です。
最悪のケースは相手が開き直ってしまう事で、こうなると結納から離婚は秒読みとなります。
相手が悪いとしても、そこで自分は何が出来たかを一度考えてみては如何でしょうか。
全てを受け入れて我慢する必要はありませんが、多少の理不尽をやり過ごす事で結納から関係修復への道が開けてくるように思います。