昔ながらの結納・・・つき返しとは

結納では、やはり、確固とした性の倫理というものが必要で、安易な交際を続けるというのはよくありません。
倫理というのは、単に一般の道徳だけでなく、結納においても、認められるべきものなのです。
最近の若者は、婚前の結納をおおっぴらに容認する風潮がありますが、それは倫理の欠如とも受け取れます。
結婚する気の無い相手と簡単に結納で、婚前交渉が出来る人は、倫理感の無い人の表れかもしれません。
倫理観念のない結納といのは、よりよい関係を築けないことを意味しています。
動物的本能のみによる結納というのは、まさしく倫理の概念がない付き合いで、そうした関係は、長くは続かないでしょう。
倫理を正しく持っていないと、結納で性的関係になった場合、人間性の面において、後で大きく破綻しかねません。
倫理のない薄っぺらな感情は、やがて相手に対して飽きてくるので、真の結納は構築できません。
お互いの人間の意思による支えがない結納は、肉体的魅力を失った後は、一気に崩壊する危険性があります。
知性的な倫理のある結びつきがない結納は、簡単に壊れやすく、それは、人間は感情に流されやすいことをも指摘しています。

結納で、肉体的関係を優先すると、人口中絶する可能性が高くなり、強いては、それは不妊症の原因にもなります。
また、倫理のない結納において、性交渉する相手が多いほど、性感染症にかかるリスクが高いことも認識しておかなくてはなりません。
特に、10代の結納は、倫理に欠けていることが多く、高校生などは、大半の子が、性交に許容的であるというデータが出ています。
性交渉は、肉体的に男女共に性感染症の危険がありますが、女性は妊娠のリスクもあるので、結納では、そうしたことも配慮しないといけません。

結納は、倫理を持ち合わせた人間でないと、誰とも交際する資格がないと言ってもいいくらいです。