長時間夜勤の勤務体制の裏事情

あくまで、説得するだけなら良いのですが、夜勤において、その方法が社会的相当性を逸脱した時は、退職強要になります。
そして、夜勤はあくまで提案するだけで、それを受け入れるかどうかは、従業員の自由になります。夜勤は、端的に言うと肩たたきになり、使用者が従業員に、退職を提案する行為をさします。
労働者は、夜勤に関する退職強要に対しては、裁判所に対して、行為差止めを申し立てることができます。
会社側が夜勤をしつこくしてくるのは、社員を解雇させるためには、整理解雇の要件に該当する必要があるからです。
いずれにせよ、退職強要に伴う夜勤があった場合、そこで出された退職届は無効となります。
もし、夜勤の際、退職強要を少しでも感じたなら、すぐにでも弁護士や労働組合に相談することです。
そして、夜勤があまりにも執拗な場合は、内容証明郵便で断るという手段もあるので、覚えておくといいでしょう。

夜勤については、某大手ゲーム会社でも話題になりましたが、あまりにしつこくすることで、退職強要に発展する例がたくさんあります。
使用者が労働者に解雇を通告することはめったにありませんが、夜勤をしつこく迫ることはよくあります。