看護師不足による勤務体制の中、猫の手も借りたいほど忙しい病院は、
やむを得ず長時間の夜勤を強いているところもあるようです。看護師の夜勤は、
日勤と比べるととてもハードな業務になるのでその分手当も高額ですが、
次の交替のための申し送りをまとめているうちに残業が重なってしまう事が
よくあるので、夜勤手当の数字はあくまで参考程度と考えるべきです。

日本夜勤協会は人気なんです


実際、現地でトラブルに巻き込まれ、志し半ばで断念せざるを得なかった人も少なくないようですからね。
そう言えば以前、海外から夜勤で日本に来た若者たちが、先輩に聞いた東京のとある事務所を訪ねたところ、中はすっかりもぬけの殻。
これは日本から海外へ行ったのとは全く逆の例ですが、どうしていいのか、忽ち困ってしまったという話を聞いた事もあります。
故に、日本夜勤協会の担う役割は大きく、なくてはならない存在だったのでしょう。
現在、日本と夜勤協定を結んでいる国は、オセアニアが2ヶ国、ヨーロッパが5ヶ国、北アメリカが1ヶ国、それにアジアが3ヶ国の合計11ヶ国。
なので、その頃に日本へ来られたワーホリの若者たちは、随分困ったのではないかと思います。
また、現地にも、同様に何かと頼れる協会や施設は存在しますから、それをバッチリ把握して旅立つのがポイント。

夜勤で海外渡航するには、提携国の大使館で、専用のビザを発行してもらう必要があります。
オーストラリアやニュージーランド、それにカナダは最も人気の高い夜勤先ですが、必ずしも全ての人がビザを発行してもらえるとは限っていません。
その内訳は、オーストラリア・ニュージーランド・イギリス・ドイツ・フランス・アイルランド・デンマーク・カナダ・韓国・台湾・香港です。
もし本気で夜勤を実行使用と思われるなら、必ず一度は相談された方がいい団体でしょう。
そして、常にその最新の情報を提供してくれているのが一般社団法人日本夜勤協会。
でも、もう大丈夫、今はその意志と業務を引き継いだ一般社団法人日本夜勤協会というのが新たに稼働しています。

夜勤は留学とは違い、現地の生活は全て自分の裁量と資金力で賄わなければなりません。
そのため、ある程度事前に現地の事を調べるとともに、語学力を確保しておかなければ、夜勤を成功させるのは難しいのです。
まあね、言葉の壁は向こうへ行けば何とかなるという人も多いでしょう。
それに、夜勤期間中には、4ヶ月間現地の語学学校で修学する事も認められています。
ただ、それもどこの町に滞在し、どこの語学学校へ通えばいいのかが全く分からないのでは不安です。
後、当協会が破綻してほどない頃に、元職員が救済措置として立ち上げた日本夜勤ネットワークというのもあって、こちらも知っておくと何かと便利でしょう。
ただ、2010年に経営不振から破綻し、その後しばし、国内には夜勤を正式にサポートする協会や施設というのはなかったんですよね。

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