積立投資とは、株、FXのような商品名ではなく、
正月になると、福袋を買うようなものです。
デパートの福袋は、色々入って1万円で売っていたりしますが、
積立投資というのは、福袋の中身が色々な資産が詰まった物を指します。

いわゆる福袋を毎月のように買うのが積立投資であり、
そう言う風にイメージするとわかりやすいでしょう。
積立投資は、いわゆるこの福袋を投資信託とよんでいて、
投資信託を毎月コツコツと買って積み立てていきます。

積立投資とはブログです


その後、資本市場の国際化や規制緩和により、積立投資は日本でも増え、大和証券SBCMなどができました。
日本での積立投資の業態は、法人向け業務を行う証券会社ということになり、顧客は企業や機関投資家になります。
積立投資の業務は、資金調達やM&Aのアドバイスを行うことと、株式市場や債券市場で流通する証券を機関投資家向けに売買することにあります。
但し、銀行とは異なり、積立投資の場合、預金を集めて企業に貸し付けることはありません。
実際に利益を稼ぐ営業を行う積立投資の部署をフロントオフィスと呼んでいて、営業をサポートする部署をバックオフィスと呼びます。

積立投資が企業の資金調達をする場合、企業が証券を発行して、証券を投資家が購入する仕組みになっています。
証券の発行を積立投資は業務としていて、新たに発行される証券をプライマリーマーケットと呼びます。
また、2005年には、三菱証券とUFJつばさ証券が合併した積立投資、三菱UFJ証券が設立されました。
日本で積立投資として活躍していたのが、野村證券、大和証券、日興證券の3つの証券会社です。

積立投資は、日本では個人向けが多く、法人向けの財務アドバイザリー業務などはあまり行われていませんでした。
そして、積立投資では、発行後、流通している証券が売買される市場をセカンダリーマーケットと呼んでいます。
米系の積立投資が、高度な金融技術を武器に、合併案件や巨額の資金調達の財務アドバイザーとなったから知名度が上がりました。

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