体長0.3ミリから0.8ミリ程度の生物の触肢の爪を持つツメダニは基本的には肉食で、
他のダニやノミを餌にしていて、時に共食いをする事もあるそうです。
因みにこのツメダニ、高温多湿を好むところから、日本では梅雨を迎える
5月の終り位から残暑が残る9月中頃まで多く発生するようです。

ツメダニの薬の掲示板です

ツメダニについては、今のところ、残念ながら、決定的な薬というのは存在しません。
つまり、薬を使用しても、ツメダニについては、あまり効果が期待できないというのが現状です。
つまり、対症療法的な治療がツメダニでは行われ、薬としては、下痢止めが処方されます。
下痢や嘔吐というツメダニの症状が出ても、しばらくすれば、薬なしで自然に改善することが多いのです。
厚生労働省も下痢止めの薬の使用はツメダニにはよくないと指摘しています。
水分補給をツメダニの改善のために摂取する時は、一口ずつ飲むというのが一番良い方法です。
一度にたくさんの水を飲んでしまうと余計に嘔吐しやすくなるので、ツメダニで水分補給する時は注意が必要です。
まずツメダニに感染した時は、薬に頼るのではなく、水分補給をしっかり摂ることが大事です。
ただツメダニの場合、薬を服用しなくても、2日くらいすれば自然治癒することがよくあります。
ただ、ツメダニで使用する薬については、ウィルスをかえって体内にとどめることになるので用いるべきでないとする意見もあります。

ツメダニは、現在、有効な抗ウィルス薬はないので、ある程度は自力で治す必要があります。

ツメダニは、重症例での患者のデータもあることから、下痢止めの薬の使用の是非は、慎重を期す必要があります。
そうしたことから、下痢止めの薬が、ツメダニに本当に有効なのかを疑問視する声もあります。
実際、ウィルスの大腸での寿命に関するデータもないので、ツメダニの薬は信憑性がありません。

カテゴリ: その他