体長0.3ミリから0.8ミリ程度の生物の触肢の爪を持つツメダニは基本的には肉食で、
他のダニやノミを餌にしていて、時に共食いをする事もあるそうです。
因みにこのツメダニ、高温多湿を好むところから、日本では梅雨を迎える
5月の終り位から残暑が残る9月中頃まで多く発生するようです。

ツメダニと洗濯物のポイントです

ツメダニというのは、非常に感染力が強い病なので、身辺にある物は、常にキレイに洗濯しておく必要があります。
特にツメダニに感染した人の嘔吐物やふん便で汚れた衣類などは、必ず洗濯しなければなりません。
ツメダニが付着したものには、洗濯できるものとそうでないものがありますが、洗濯できものはしっかりと洗濯してやることです。
また、洗濯する前には、ツメダニの二次感染のことも考えなければならず、それには、エプロンやマスクは必須です。
ただその際、風呂場や台所はツメダニの二次感染の温床になるので、そこには流してはいけません。
そして、洗濯で効果的なのは、下洗いしたものを85℃以上のお湯に浸けておくことで、これでツメダニの消毒効果が期待できます。
また、洗濯する際は、できれば塩素系漂白剤を使うのが良く、ツメダニには、市販品ではハイターがおすすめです。
洗濯で注意しなければならないのは水しぶきを飛ばさないことで、水しぶきからツメダニに感染することもあります。

ツメダニの予防で、衣類などを洗濯した後は、室内干しは止め、天日干しにすることをおすすします。
そして、衣類を乾燥させた後は、アイロンをかけるとツメダニの予防にさらに効果的です。
ツメダニが付着したもので、洗濯できないものについては、雑巾などで汚れをふき取るといいでしょう。
そして、洗濯できないツメダニの付着物については、高温での布団乾燥機の使用がおすすめです。
ただ、汚れがあまりにも酷い物に関しては、ツメダニの二次感染を防ぐ上で、捨てた方がいいでしょう。
まず、ツメダニの予防のために洗濯する時は、バケツなどに洗剤を入れて用意し、そこでもみ洗いします。

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