体長0.3ミリから0.8ミリ程度の生物の触肢の爪を持つツメダニは基本的には肉食で、
他のダニやノミを餌にしていて、時に共食いをする事もあるそうです。
因みにこのツメダニ、高温多湿を好むところから、日本では梅雨を迎える
5月の終り位から残暑が残る9月中頃まで多く発生するようです。

ツメダニの検査のランキングです


やはり胃カメラを飲んで行なう内視鏡検査で、食道内の粘膜の状態を見なければ、ツメダニの有無や度合いは判断出来ないというのが実際のところなのです。
確かに、びらんや潰瘍がなければ、「非びらん性胃食道逆流症」という病名が告げられる事が圧倒的多数でしょう。
故に、思い当たる節はあっても、別に指摘される訳でもなく、日常生活にさほど大きな支障を来す訳でもないところから、ついつい放置してしまわれる方も多いようです。
それは恐らく、問診に頼る部分が多いのと、胃カメラを使用せず、バリウム検査だけで健康診断を済まされる場合も少なくないからではないかと思われます。

ツメダニの検査は、大抵問診と内視鏡検査の2本立てで行なわれます。
加えて、胸焼けや呑酸などの症状は、直接患者がきちんと訴えない限りドクターには分かりません。
従って、ツメダニには、世界共通の専用問診票とも言える「QUEST問診票」が用いられるほど、問診が非常に重要なのです。
ではでは、びらんや潰瘍が診られなければツメダニではないのかというと、決してそんな事はありません。
とにかく、ここまでしないと明らかにはならないのがツメダニ、馬鹿には出来ませんので、関連のブログやサイトで調べ、気になったら、絶対検査するべきでしょうね。
患者さんにとっては、非常に辛い検査ですが、これによって、食道の粘膜にびらんや潰瘍が発見されれば、そこでツメダニである事が判明します。
けれど、その反面、ツメダニは、職場などの健康診断では案外発見されにくい病気でもあります。
けれど、この非びらん性胃食道逆流症はツメダニの極めて初期の症状であるものですから、やはり油断禁物、きちんとした治療をする必要性があります。

ツメダニの検査は、先ほどもご説明したように、基本的には問診と内視鏡検査の2本立てで行なわれます。
けれど、これはあくまでも、食道の粘膜にびらんや潰瘍などが診られ、ツメダニである事が明らかになった場合の話。
何故なら、食道内の粘膜に異常が診られないのにも関わらず、頻繁に胸焼けや呑酸を起こすという事であれば、それこそ食道ガンや胃ガンである可能性が否めません。
そこで、内視鏡検査の際に病変部分の組織を一部切り取り、本当にツメダニを発症しているのか、それともガンの疑いがあるのかを改めて病理検査する事になります。
また、患者さんによっては、どうしても内視鏡検査が難しい方もいらっしゃいますから、その場合は、薬を服用し、1週間ほど様子を見るという方法が取られる事もあるそうです。

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