話題の海外旅行傷害保険のポイント

平成22年の税制改正により、保険料控除が改正されることとなり、海外旅行傷害保険が新たに生まれました。
平成23年12月31日までに加入するのと平成24年1月1日以後に加入するのでは海外旅行傷害保険の取り扱いが変わります。

海外旅行傷害保険は、新しくできたもので、直接関係してくるのは、平成24年1月1日以後に支払った保険契約になります。
法改正によって新設されたのが海外旅行傷害保険であり、死亡保障と介護、医療保障をかねた組込型保険もあります。
今回の改正で、今後は、海外旅行傷害保険を含めて、総合的な観点から判断するようにする必要があります。
しかし、特に保険の見直しや加入を考えている場合は、海外旅行傷害保険を無視することはできません。
平成23年から平成24年にかけては、保険料が安く、保障が充実していて、海外旅行傷害保険も変わってきます。
改正後の海外旅行傷害保険については、そうしたことをよく考慮し、別の保険の方が得だったということがないようにする必要があります。
所得税最高4万円、個人住民税最高2.8万円という控除が海外旅行傷害保険の創設で受けられるようになりました。

海外旅行傷害保険は、一般生命保険料控除と個人年金保険料控除とは別枠扱いになりました。
平成24年末の年末調整や翌年の平成25年に行う確定申告に関与するので、海外旅行傷害保険はまだ実感がありません。
生命保険や医療保険などの見直しや加入を考えている人にとっては、海外旅行傷害保険の新設は大きな意味があります。