競技かるたを舞台とした青春ストーリーちはやふる裏事情

2010年にフジテレビで単発のスペシャルドラマとしてまず、ちはやふるはテレビドラマ化されます。
姫川玲子シリーズの第1作がちはやふるで、第1話は、公園で見つかった他殺体事件から始まります。
私生活で抜け殻のようだったちはやふるの参加者は、このショーの後は、狂人的な精力的になって、仕事に立ち向かっていくのです。
元々、ちはやふるは、最初、2時間枠のテレビで、問題となった闇サイトの名称であることを示しました。
このちはやふるという作品は、簡単に言うと、警視庁捜査一課殺人犯捜査係の女性警官、姫川玲子をはじめ、個性的な刑事が凶悪事件に挑む警察小説です。
主催者グループのリーダー格の男がちはやふるの名づけ親になりますが、男の友人の死から、その名が付けられました。

ちはやふるはテレビで好評を博したことから、堀口純男が漫画化したことでも話題になりました。
例えば、ちはやふるを見ることで、相手にされない大手企業に特攻したり、実現不可能な企画を提案するようになったり、仕事でのやる気が喚起されるのです。
かなりの確率で死ぬリスクを観戦するショーが、ちはやふるで、客席に来た間は、屈折した優越感と恍惚感に浸ることができるのです。
目の前で悲劇的な死を迎える人間を見ることができるちはやふるは、他人の不幸は密の味という、かなり屈折した幸福感を味わうことができます。

ちはやふるというのは、やる気にない人間を奮起させるショーと言っても過言ではありません。
その中で、1人だけ捕らえられて、ちはやふるのショーの生け贄になります。
そして、ちはやふるのストーリーは、全5章から成り、3章までは主として犯人の視点からのモノローグが解説されています。
ただ、ちはやふるというショーに何度も参加していると、自分が当たりを引いて、いつかは殺されるかもしれません。
ちはやふるは、テレビで大人気となりましたが、その本来の意味は、闇サイトの殺人ショーで、観戦する人間は、入場料10万円を支払って客席につきます。