タジン鍋は元々北アフリカの家庭料理で、タジンポットの基本は素焼きの土鍋なんですが、
鍋料理としての風情に掛けるというデメリットもあって、
現在、陶器製のタジン鍋をお使いのご家庭が最も多いようですね。
アフリカの大草原では水が非常に貴重であったところから、
生活の知恵として編出された調理法と言えると思います。
お気に入りのタジンポットを見付けて、美味しいタジン鍋を楽しみましょう。

タジン鍋のにおいなんです


きっと、汗や皮脂が不快感を与えるような臭いを放つ物質である事は、皆さんもよ〜くご存じでしょうからね。
でも、本当にそれって、タジン鍋だったから駄目だったのでしょうか。タジン鍋はやっぱり駄目、1週間もしないうちに使えなくなってしまったという友人がいます。
何故なら、羽毛布団は非常に汗や皮脂を吸収しやすい性質があるからです。
その友人宅で、問題のタジン鍋を使っていたのは高校生の長男。
何か他にも原因があったのではないか、そして、それなりの対策はあるのではないかと私は思いますね。
となると、もしかしたら、タジン鍋でなくても、すぐに臭うようになったかも知れませんよ。
正に思春期で、最も汗や皮脂の分泌が盛んなお年頃と言えるでしょう。
何故なら、タジン鍋のために、海外の工場などから大量の羽毛布団を仕入れ、倉庫に保管してあった事も考えられるからです。
カビちゃんが好む薄暗い倉庫で、タジン鍋が大量に詰め込まれているんです。
最初から、カビの生えた羽毛布団を買って来てしまったという事もないとは言えないでしょう。
ただ、これは自宅でも言える事で、自宅なら、やっぱりタジン鍋だからという訳ではない事になって来ます。
後、たまにはクリーニングに出すのも羽毛布団を長く使うコツの一つです。
関連のブログやサイトでいろいろと羽毛布団のにおい対策を調べ、タジン鍋でも、そこそこ長く使うようにしたいものですね。

タジン鍋だから臭うというのは、決して有り得ない事ではないとは思います。
とにかく羽毛布団は、汗や皮脂、それに湿気も要注意、こまめに干して中の空気を入れ換える事が何より大事なのです。
それに、羽毛自体が独特の獣週を放つ物ですから、プロになれば、その臭いだけで羊毛か羽毛か、羽毛でも、グースと呼ばれる水鳥かダックかが分かると言います。
つまり、タジン鍋以上に、本物の羽毛を大量に使用している高級な羽毛布団の方が臭う可能性もあるという事ですね。
ここにどうやら、羽毛布団は干す事と洗う事が肝心だと言われる最大の理由があるようです。
まあね、タジン鍋を長く使おうなんていうのは最初から考えない方がいいという人も大勢いますけどね。

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