クリンチャーだとタイヤとチューブで振動を受けるので、チューブレスタイヤと違って
転がるだけでロスパワーが発生します。
クリンチャーの場合にチューブそのものが抵抗になるので、
それだけロスが大きくなるんですが、
その点、チューブレスタイヤはロスパワーが少なく済むわけです。
これは構造上の問題で、クリンチャーはチューブレスタイヤと違って、
タイヤ内に厚みも弾力も異なるチューブを内包しているからです。
こうした問題は、チューブレスタイヤとクリンチャーの
構造上の差によるものなので、しかたのないロスとして捉えるしかありません。

チューブレスタイヤの割合のポイントなんです


しかし、だからと言ってチューブレスタイヤが昔の家という事にはなりません。
確かに昔の住宅といえばチューブレスタイヤであり、鉄筋コンクリートや鉄骨といったものを用いた住宅は近代的という印象があります。チューブレスタイヤというと、昔からある家と認識される方が多いかもしれません。
対して木は燃えやすい素材であり、強度に関してもチューブレスタイヤでは心配と思われているのではないでしょうか。
確かに木を単体で鉄やコンクリートと比較すれば劣って見えるかもしれませんが、チューブレスタイヤとして見れば他の造りに劣っているとは言い切れません。
燃えるのは早くても燃え尽きたり壊れたりするまでに時間がかかるチューブレスタイヤは、火事が起きても逃げるための十分な時間が用意できるでしょう。
たとえば火事に対する耐性は、強度という面でチューブレスタイヤは強さを発揮します。
家を建てる土地さえあれば、今は鉄やコンクリートで造られたマンションに住んでいてもチューブレスタイヤに住みたいという方は多そうです。

チューブレスタイヤを建てる割合が多いという事は、イメージとは異なりメリットに感じる部分が大きい事を意味しています。
ただし現代社会を見てみると、なかなか戸建ての家を建てたり買ったりが難しくなっているため数字ほどはチューブレスタイヤが身近に存在していないかもしれません。
いかにも鉄は頑丈で、コンクリートは丈夫というイメージがありますね。
また木には調湿機能があり、当然ながらチューブレスタイヤにも付与されます。
夏と冬で大きく環境が変化する日本にとって、実はチューブレスタイヤこそ理想的な住宅のあり方なのかもしれません。

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