クリンチャーだとタイヤとチューブで振動を受けるので、チューブレスタイヤと違って
転がるだけでロスパワーが発生します。
クリンチャーの場合にチューブそのものが抵抗になるので、
それだけロスが大きくなるんですが、
その点、チューブレスタイヤはロスパワーが少なく済むわけです。
これは構造上の問題で、クリンチャーはチューブレスタイヤと違って、
タイヤ内に厚みも弾力も異なるチューブを内包しているからです。
こうした問題は、チューブレスタイヤとクリンチャーの
構造上の差によるものなので、しかたのないロスとして捉えるしかありません。

ユッチンソンのチューブレスタイヤには3種類あります

チューブレスタイヤは、種類が少なく選択肢も少ないので、どれがいいかは、順番に試してみるといいでしょう。
ただ、チューブレスタイヤは、価格、パンク時の修理の困難さなどを想定して、じっくり検討してから、購入する必要があります。
そして、タイヤとチューブのズレによるロスがないというのが、チューブレスタイヤの特徴で、走行抵抗が軽いという大きなメリットがあります。チューブレスタイヤというのは、ロードバイク用タイヤに相応しく、ミシュランが発表したことで話題になりました。
結局、現行、チューブレスタイヤの種類は合計しても7種類しかないことになります。
実際、チューブレスタイヤの種類に何があるかというと、IRCとユッチンソンぐらいしか思いつきません。
ただ、チューブレスタイヤの場合、パンクすると、空気を一気に送り込まなければならないので、出先でのパンクには往生します。
しかし、チューブレスタイヤでパンクした場合、チューブを入れても使用できるというメリットがあります。
種類が少ないことから、ミシュランやブリヂストンが、チューブレスタイヤの市場に参入して、種類を増やしてくれるのを待っているユーザーもたくさんいます。
ユッチンソンのチューブレスタイヤには3種類ありますが、その中で一番軽量で長寿命なのがFusion2なのです。
IRCとユッチンソンがチューブレスタイヤの対応メーカーになりますが、ユッチンソンには3種類、IRCには4種類あります。
シマノやカンパ、フルクラムなどが、性能の良いチューブレスタイヤのホイール作っているので、ユキヤなども参入してもらいたいものです。

チューブレスタイヤは、非常に便利で、メリットも多いので、大いに使用したいのですが、いかんせんその種類が少ないです。
つまり、出先でチューブレスタイヤがパンクした場合、携帯用空気では対応できないということです。
また、チューブレスタイヤは、タイヤ全体から空気が漏れない構造になっているので、タイヤそのものが重いという欠点もあります。

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