クリンチャーだとタイヤとチューブで振動を受けるので、チューブレスタイヤと違って
転がるだけでロスパワーが発生します。
クリンチャーの場合にチューブそのものが抵抗になるので、
それだけロスが大きくなるんですが、
その点、チューブレスタイヤはロスパワーが少なく済むわけです。
これは構造上の問題で、クリンチャーはチューブレスタイヤと違って、
タイヤ内に厚みも弾力も異なるチューブを内包しているからです。
こうした問題は、チューブレスタイヤとクリンチャーの
構造上の差によるものなので、しかたのないロスとして捉えるしかありません。

チューブレスタイヤのシーラント

つまり、シール剤としての役割を果たしてくれるのがチューブレスタイヤのシーラントで、この役割は非常に大きいと言えます。

チューブレスタイヤは、出先でパンクした場合、とても面倒で、それは、ビードが硬いという問題があるからです。
MTBのチューブレスタイヤについては、シーラントは絶対に入れるべきだとされているのですが、それ以外は、どちらでも良いという意見が圧倒的です。
また、慣れていないと、タイヤレバー無しではチューブレスタイヤのパンク修理作業は困難です。
小さい穴なら、チューブレスタイヤのシーラントは、穴を塞いでくれるので、パンク時にとても役立ちます。
しかし、チューブレスタイヤのシーラントに全面的に頼るのはあまりよくなく、シーラントを注入しても、穴が塞げないケースもあります。
備えあれば憂いなしと言う観点からは、チューブレスタイヤのシーラントは、必需品といえそうです。チューブレスタイヤというのは、チューブが入っていないので、パンクした時にとても便利なタイヤです。
チューブレスタイヤのシーラントの重要な役割というと、パンク時にパンク修理材の役割を果たすことが挙げられます。
パンク対策として、シーラントを注入することで、チューブレスタイヤの様々な問題点が解決できるのです。
また、チューブレスタイヤのシーラントは、リムとビートの隙間や、タイヤに対して、ミクロレベルの穴までも塞いでくれます。

チューブレスタイヤの場合、路上でパンクすると、やっかいなので、シーラントの存在は非常に大きいと言わざるを得ません。
チューブレスタイヤのシーラントがあれば、パンクの緊急対策になることは事実なので、不安な人は用意しておくといいでしょう。
しかし、チューブレスタイヤのシーラントについては、賛否両論あり、その是非が問われています。

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