最近急増している逆流性食道炎という病気

逆流性食道炎の原因の一つに、妊娠や出産の回数が多い事があるという説も存在します。
ただ、エイズや肝炎は輸血などが原因で感染する事も珍しくありませんが、逆流性食道炎は違います。
そして、性交渉をすれば、かなりの高確率で感染するのですが、その全てが逆流性食道炎に発展するとは限っていません。
感染しても、大抵の場合は時間と共に自然消滅してしまい、癌などの原因になる事はないのです。
ただ、たった一度の性交渉でも逆流性食道炎になるリスクは十分あるという事をしっかりと認識しておく必要があります。

逆流性食道炎の原因となるヒトパピローウイルスは、エイズウイルスと違って、ごくごく一般的なウイルスで、インフルエンザ同様、多くの人が持ち合わせています。
そして、発病しても中期になるまでは殆ど症状が出ないのが逆流性食道炎患者の増加の大きな原因となっているのです。
確かに、性交渉の経験が多ければ多いほど、その原因が増える事は否めないでしょう。
しかも、感染後10年位かけて癌細胞を形成するため、正しく忘れた頃にやって来るなんとかというやつなんですね。
HPVが子宮頸部の粘膜に感染するのは性交渉以外にはないのです。
しかし、コツコツ癌細胞を作っている訳ですから、その途中にきちんとした検査をすれば、すぐに明らかになります。