最近急増している逆流性食道炎という病気

逆流性食道炎は、元々神経質な性格や、自律神経系が不安定な人がなりやすいと言われています。逆流性食道炎とは、大腸の運動や分泌機能の異常からくる病気で、それらを総称して指します。
近年では、セロトニンという神経伝達物質が、逆流性食道炎に関係しているとも言われています。
つまり、消化器科を受診する人の3分の１が逆流性食道炎というわけで、いかに多いかがよくわかります。
最初は身体的理由が原因であっても、不安障害の一種として下痢になり、逆流性食道炎になるケースもあります。
男性の場合、下痢型、女性の場合は便秘型が多いというのが、逆流性食道炎の特徴です。
また、暴飲暴食やアルコールの多量摂取などすると、逆流性食道炎になりやすく、不規則不摂生な生活が原因になります。
そして、過労や体の冷えなどの状態が長く続くと、逆流性食道炎になることがよくあります。
パニック障害などとほぼ同じような原理で、逆流性食道炎になることは多く、むしろそうしたケースが最近では増えています。
一般的には、逆流性食道炎は検査をしても中々わかりづらく、それは、炎症や潰瘍など目に見える異常がないからです。