自律神経の定義

自律神経系の病気は、不定愁訴が主流なので、病院へ行っても中々思うように改善されないようではあります。
実際問題、自律神経系の病気を嫌うドクターも時々いるようですしね。
医師や病院に対する不信感が高まるのも無理ないかなぁっとは思いますね。
けれど、自律神経系の病気の中には、器質的な疾病が引き金になっているケースも決して珍しくはありません。
なので、最近疲れやすいとか、気分の悪い事が多いとか、イライラする事が増えたなどという事があったら要注意。
そして、その一貫した治療を受けるためには、やはり神経内科や心療内科を受診するのがベターなのではないかと私は思いますね。
けれど、自律神経系の病気と精神疾患とは全く異なるジャンルに該当します。
ある意味、とても似た部分が多数あるのは認めざるをえないでしょう。
自律神経系の病気や適切な病院については、関連のブログやサイトにもいろいろと情報掲載されています。
という事で、自律神経系の疾患は、病院できちんと治してもらいましょう。
それだけドクターたちの知識や理解も深まっているという事なのでしょう。
ただ、それらは自律神経疾患のように、精神疾患が引き金になって発症したものではないんですよね。
となると、私たち患者側も、自律神経系の疾患に関する正しい知識や認識を持つ必要があるという事ですね。
正しく、それはそれ、これはこれという事で、別々に治療する事になる訳です。
何故なら、精神疾患の場合は、基本的に内臓疾患や呼吸器疾患を伴わないのに対し、自立神経疾患の場合は、そうした身体的疾患を伴う事も多々あるからです。
ですから、受診する病院や受診する科をきちんと区別する必要性があるのです。

自律神経を病む事は、特に昨今、決して珍しい事でも、恥ずかしい事でもありません。
それ以上に、自律神経のバランスを乱したまま放置しておく方がずっと怖いだろうと私は思いますよ。
極端な頭痛やめまい、吐き気などの症状がなくても、自律神経のバランスが崩れている可能性は十分考えられます。
だからと言って、そういう器質的な関わりがある以上、病院へ行かないというのは問題です。
重度の自律神経障害を発症する前に、是非専門医に相談される事をお勧めしたいと思います。