自律神経の定義

治療においては、自律神経の場合、精神療法と生活指導が重要ですが、これと平行して漢方を利用するとよりよい効果が得られます。自律神経の治療においては、漢方は全ての場合で適応となり、非常に有効とされています。
実際、自律神経の人が漢方の使用で、改善している人はたくさんいるので、試してみる価値はあるでしょう。
時間がかかっても、漢方の方が体質から変えていくことができので、自律神経には適しているのです。

自律神経の治療には、西洋医学の薬を駆使しながらも、漢方を併せて服用すると、効果が期待できます。
便秘や下痢などの症状を伴う自律神経の治療によく効く漢方として、よく多用されています。
下痢の症状を伴う自律神経に対しては、半夏瀉心湯、真武湯、甘草瀉心湯などの漢方が良いとされています。
下痢と便秘が頻繁に起こる自律神経の場合は、柴胡桂枝湯、小建中湯などの漢方が有効です。

自律神経の人で、神経が過敏の人には、漢方として、香蘇散や半夏厚朴湯が効果的と言われています。
腹痛と腹鳴の強い自律神経の場合は、漢方として、大建中湯を使用して、治療していきます。