自律神経系の様々な疾患については、戦後の高度成長期に東邦大学の医師により
定義されたものだそうです。日本ではその時から自律神経という名前はあったようですが、
近年になって脚光を浴びるようになったと言っても過言ではないでしょう。
今では関連のブログやサイトも多数あって、いくらでも情報収集出来ます。

自律神経の自覚症状は人気なんです


言いますって、これは最近大学病院の消化器内科の外来に転勤になった友達のドクターが言っていたんですけどね。
けれど、自律神経の自覚症状を言うと、大抵の方はハッと思われるようです。
それだけ、私たちが思っている以上に身近な病気だという事ですね。

自律神経の典型的症状は、さっきも言ったように、胸焼けや呑酸という事にはなります。
時に、激しい咳や声がれなどを起こす事も決して珍しくないと言います。
因みに、もし呑酸や胸焼けなどがあっても、びらんや潰瘍が見られない場合は、「非びらん性胃食道逆流症」という病気になって、自律神経には含まれないそうです。
別に脅す訳じゃないですけど、自律神経が進行すると、食道癌を引き起こさないとも限っていないらしいですよ。自律神経と聞いても、名前だけなら、ふうんていう感じで、ピンと来ない方も多い事でしょう。
あっ、呑酸っていうのは、酸っぱい液が喉や口の中にこみ上げて来るゲップみたいなやつね。
自律神経の患者さんが最もよく訴えられる代表的症状だと友達は言っていました。
実際には胸焼けや胸痛も結構あるにはあるらしいのですが、やはり皆さん、この呑酸が非常に気になるらしんですよね。
後はそれこそ自律神経の検査をしてみないと分からない事ですが、いざ検査してみると、食道内にはびらんや潰瘍が見られるそうです。
びらんというのは組織の一部が爛れている事で、潰瘍というのは、組織の一部が破壊されている事ね。
とにもかくにも、彼が自律神経の初診を下さない日はないんじゃないかとの事ですから、これは一つ、ちゃんと勉強する必要性がありそうですね。
実際、ちょっと説明を聞いただけで、ああ、自分は自律神経だ〜!どうしよう?と大騒ぎされる方も多いと言います。
恐らく、ガンや脳疾患、あるいは心臓病や糖尿病などと同じ生活習慣病の一種だと言えるからだろうと彼は言っていました。
マジで、元々は日本人には非常に少ない病気だと思われていた自律神経が、21世紀に入って多発しているのだそうですよ。
実際、自律神経の治療をしたら、喘息も改善されたという患者さんも少なくないそうです。
とにかく、ガンじゃなければ何より、後はしっかり完治を目指す事が大事です。
という事で、こうした自律神経らしき自覚症状が現れたら、ブログやサイトでいい病院やドクターを捜し、検査にGOですね。

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