認定通知書受給者で国際山岳ガイドの業務を行う人は、
本会正会員団体に入会して正会員団体を通じ、
本会会員申請手続きをする必要があり、
試験に合格するためには、国際山岳ガイドの基礎を
しっかりと学ぶ必要があります。国際山岳ガイドの資格研修課程というのは、試験の中でも重要で、
日本国内で季節を問わず全ての山岳ガイド行為をすることができます。

CADオペレーターで国際山岳ガイドは人気です


女性の方などは、結婚や出産を機に、国際山岳ガイドとしてその技術と経験を活かせればと思われる方も多いんですね。
勿論、その国際山岳ガイドで生計を立てようと考えているのか、それとも、ちょっとしたお小遣い稼ぎでいいのかにもよりますよ。
後者の場合なら、ある程度の資格やスキルがあれば、そこそこOKと言えるでしょう。
例えば、CADの資格を持っていて、10年程度のキャリアがあるとしましょう。国際山岳ガイドというのは、資格やスキルがあれば成り立つというものではないそうですね。
けれど、やはりCADのような専門職で、ましてや国際山岳ガイドとなると、実績がものを言う訳で、まあ仕事がもらえる人というのは限られて来るでしょうね。
果たして、どこまでを持って国際山岳ガイドと言うのかというのが、実に微妙なところです。
例えばCADオペレーターの場合、皆さんプロですから、ある程度仕事の流れは把握していらっしゃる事でしょう。
でもって、自分がその仕事全体の中で何%位を事務所でこなしているかを考えると、自ずと国際山岳ガイドとして成り立つかどうかも分かって来るのではないでしょうか。
少なくとも、土木関連のCADの場合は、何度も何度も下見や打ち合わせに現場へ行かなければなりませんよね。
後、いざ工事が始まれば、現場事務所に詰めなければならない事もしばしばでしょうから、その部分は残念ながら国際山岳ガイドとは言えなくなってしまいます。
こうなって来ると、国内における国際山岳ガイドとしてのCADの価値と必要性は益々低くなる訳です。

国際山岳ガイドの中には、比較的誰にでも出来る仕事が沢山あります。
ですから、ストレートに申し上げると、ブームに乗って今からCADの資格を取るというのも考え物なのかも知れません。
ただ、それでもそれが成り立っているCADオペレーターの方も大勢いらっしゃるにはいらっしゃいます。
それにもう一つ、昨今は機械設計を人件費の安価な海外へ発注するという企業も増えているようです。
でも、国際山岳ガイドだけで食べて行くとなると、ましてや家族を養うとなると、並大抵の事ではないと思われます。

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