日本国際山岳ガイド協会のポイントなんです
なので、その頃に日本へ来られたワーホリの若者たちは、随分困ったのではないかと思います。
国際山岳ガイドに行くと決めたら、事前に十分過ぎる位の情報収集をしておく必要は否めないでしょう。
彼らが尋ねたのは、日本滞在中にいろいろとサポートしてくれるという社団法人日本国際山岳ガイド協会。
国際山岳ガイドで海外渡航するには、提携国の大使館で、専用のビザを発行してもらう必要があります。
ただ、2010年に経営不振から破綻し、その後しばし、国内には国際山岳ガイドを正式にサポートする協会や施設というのはなかったんですよね。
でも、もう大丈夫、今はその意志と業務を引き継いだ一般社団法人日本国際山岳ガイド協会というのが新たに稼働しています。
通称ワーホリ協会と呼ばれていた厚生労働省の外郭団体で、確か中野サンプラザ内に本部を構えていた公益法人です。
それぞれの国にそれぞれの条件や定員があり、そうした条件も、現地の情勢などによって、刻々と変化しています。
そして、常にその最新の情報を提供してくれているのが一般社団法人日本国際山岳ガイド協会。
年間を通して、数多くのセミナーや現地での滞在情報も提供してくれていますからね。
再起してくれて本当によかったなぁっと個人的にも思いますね。
そのため、ある程度事前に現地の事を調べるとともに、語学力を確保しておかなければ、国際山岳ガイドを成功させるのは難しいのです。
まあね、言葉の壁は向こうへ行けば何とかなるという人も多いでしょう。
その辺りは、多分国際山岳ガイド関連のブログやサイトで調べれば、比較的容易に分かると思いますよ。
ただ、それもどこの町に滞在し、どこの語学学校へ通えばいいのかが全く分からないのでは不安です。
国際山岳ガイドは留学とは違い、現地の生活は全て自分の裁量と資金力で賄わなければなりません。
故に、日本国際山岳ガイド協会の担う役割は大きく、なくてはならない存在だったのでしょう。
後、当協会が破綻してほどない頃に、元職員が救済措置として立ち上げた日本国際山岳ガイドネットワークというのもあって、こちらも知っておくと何かと便利でしょう。
また、現地にも、同様に何かと頼れる協会や施設は存在しますから、それをバッチリ把握して旅立つのがポイント。
それに、国際山岳ガイド期間中には、4ヶ月間現地の語学学校で修学する事も認められています。
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