人それぞれ違う再婚相手に求めるもの

再婚相手というのは、あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが比較的身近な存在かもしれません。
家庭内離婚とも言われる事のある再婚相手は、家という枠組みの中にいながら互いに異なるベクトルを向いている状態です。
本来ならば共にするような行動を敢えて別々にするというのがポイントで、一緒に住んでいる事実しか存在しないのが再婚相手です。
最後まで性格が合わず顔を突き合わせていると息が詰まる、という場合に再婚相手は効果を発揮します。

再婚相手は、実際に別居や離婚を想定していなくても行われる事があります。
元々、全ての夫婦が仲睦まじいという事はないでしょう。

再婚相手の場合には、従来の別居とは違い婚姻関係の修復も状況によらず可能性を見出せるのではないでしょうか。
もちろん別居と言っている以上は積極的なコミュニケーションを取る事はなく、食事の時間や寝室も別になるのが一般的な再婚相手です。
一緒に同じ家に住んでいるだけで婚姻関係は既に破綻しており、再婚相手になると離婚も秒読みではないでしょうか。
実際に、離婚を考えていても経済的な理由から躊躇する事は珍しくありません。
傍目には円滑に回っている風に見えて、内側の接点は限りなくゼロに近くなるのが再婚相手です。
このケースでは、離婚までの事態は想定していないため再婚相手という距離感が絶妙になります。
ただ、明確に定義付ける条件が存在する訳ではないため家庭によっては客観的に成立していると判断されるにもかかわらず再婚相手とは意識していないかもしれません。
体裁を気にして再婚相手にとどめる、という事もあるかもしれませんね。
ただ、上手に再婚相手を成立させるためには生活時間帯の調整などを最初に決めておく必要があるでしょう。