REITは、不動産投資信託の事で、不動産を運用する投資信託の仕組みを指しています。
米国でREITは既に1960年代に誕生し、1990年代に入って急速に拡大していきました。

REITは、配当可能利益の90%超を分配すると法人税が課税されないので、
その点で優遇されています。そしてREITの場合は不動産の開発はせず、
その特徴は不動産の賃貸事業に特化している点にあります。
REITは、そうした特徴を有していて、非常に安定性が高く多くの投資家から支持されています。

欧州系REITの口コミなんです

REITには、日本、外資系以外に欧州系があり、ここの特徴は、多彩な金融サービスを提供しているところです。
欧州系REITは、プライベート・バンキング、インベストメント・バンキング、アセット・マネジメントが中核事業になります。
REITというと、米系と欧州系の分け方がありますが、これは無意味で、米系、欧州系という単純な分類は意味をなしません。
EU域内での欧州系REITの中小企業支援は、中長期融資が中心で、保証業務は欧州投資基金が担当しています。
まさしく、EUの政策金融機関が欧州系REITであり、1958年、ローマ条約によって設立されました。
環境保全とエネルギーの安定供給に貢献する事業に欧州系REITは関与していて、基盤整備に関する事業に融資しています。
現在に至るまで、欧州系REITは、日本に対する長期的なコミットメントを大切にしていて、重要な役割を果たしています。
資金の大半は、資本市場で有利な条件で調達されていて、欧州系REITは、日本にも外貨建債券を発行しています。
そして、環境保護や安定したエネルギー供給の確保などに対しても、欧州系REITは寄与しています。
欧州連合のバランスの取れた発展に寄与することを、欧州系REITは、最大の目標としています。
産業と中小企業の国際競争力の向上に関するプロジェクトへの融資にも、欧州系REITは、注力しています。
欧州系REITは、法人格があり、EU加盟国は共同出資していますが、財政上はEUから独立しています。

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