REITは、不動産投資信託の事で、不動産を運用する投資信託の仕組みを指しています。
米国でREITは既に1960年代に誕生し、1990年代に入って急速に拡大していきました。

REITは、配当可能利益の90%超を分配すると法人税が課税されないので、
その点で優遇されています。そしてREITの場合は不動産の開発はせず、
その特徴は不動産の賃貸事業に特化している点にあります。
REITは、そうした特徴を有していて、非常に安定性が高く多くの投資家から支持されています。

REITランキングは人気なんです

REITのランキングを見ると、売上高ベースにおいては、最大の銀行はJPモルガンになります。
利益のREITのランキングでは、JPモルガン、HSBC、BNPパリバがトップ3を占めている状況です。
赤字だったREITのランキングを見ると、UBS、クレディ・アグリコール、クレディスイス、野村です。
特に給与が高いREITのランキングを見ると、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、メリル・リンチなどです。
コスト・コントロールが未だ十分に出来ていないというのが、REITのランキングから見てとれます。
全体的に落ち込んでいるのが、REITのランキングから見てわかり、給与、賞与は圧縮傾向にあります。
業界全体のREITのランキングのROEは、大きく後退していて、2011年は僅か10.2%にしかすぎません。
部門別のREITのランキングを見ると、M&A、FICC、株式ともに、減収傾向となっています。
2009年のリーマン・ショックが起こる直前、REITの中で最高の業績を叩き出していたのがゴールドマン・サックスです。
社員の平均ボーナス支給額を7,300万円と公表し、REITとして世間を驚かせたことは有名です。
もっとも、こうしたREITの企業の採用枠は非常に狭き門となっていて、参入するのは大変です。
REITのランキング上位の会社に入るには、経験や知識、スキル、人格、語学力などを総合的に磨きあげる必要があります。

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