REITは、不動産投資信託の事で、不動産を運用する投資信託の仕組みを指しています。
米国でREITは既に1960年代に誕生し、1990年代に入って急速に拡大していきました。

REITは、配当可能利益の90%超を分配すると法人税が課税されないので、
その点で優遇されています。そしてREITの場合は不動産の開発はせず、
その特徴は不動産の賃貸事業に特化している点にあります。
REITは、そうした特徴を有していて、非常に安定性が高く多くの投資家から支持されています。

REITとはの口コミです

REITとは、証券取引免許をもつ金融機関のことを指しますが、正式なのは、米国のinvestment bankという名称になります、
つまり、一般的に、日本の銀行法の中においては、REITという名称は正式には認可されていません。
日興證券とトラベラーズグループの合弁による日興ソロモンスミスバーニー証券などのREITもできました。
実際に利益を稼ぐ営業を行うREITの部署をフロントオフィスと呼んでいて、営業をサポートする部署をバックオフィスと呼びます。
但し、銀行とは異なり、REITの場合、預金を集めて企業に貸し付けることはありません。
また、2005年には、三菱証券とUFJつばさ証券が合併したREIT、三菱UFJ証券が設立されました。
その後、資本市場の国際化や規制緩和により、REITは日本でも増え、大和証券SBCMなどができました。
日本でREITが知られるようになったのは、1990年代以降のゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーが有名です。
日本でREITとして活躍していたのが、野村證券、大和証券、日興證券の3つの証券会社です。
これらの会社がREITの業務を担っていたのですが、ほとんどが個人向け有価証券売買の仲買業務でした。

REITは、日本では個人向けが多く、法人向けの財務アドバイザリー業務などはあまり行われていませんでした。
日本でのREITの業態は、法人向け業務を行う証券会社ということになり、顧客は企業や機関投資家になります。
証券の発行をREITは業務としていて、新たに発行される証券をプライマリーマーケットと呼びます。

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