REITは、不動産投資信託の事で、不動産を運用する投資信託の仕組みを指しています。
米国でREITは既に1960年代に誕生し、1990年代に入って急速に拡大していきました。

REITは、配当可能利益の90%超を分配すると法人税が課税されないので、
その点で優遇されています。そしてREITの場合は不動産の開発はせず、
その特徴は不動産の賃貸事業に特化している点にあります。
REITは、そうした特徴を有していて、非常に安定性が高く多くの投資家から支持されています。

REITの展望とは

REITは、今大きな注目を浴びていて、多くの投資家が参入する中、今後の展望が注目されています。
中国のREITの狙いは、自国の経済発展に必要なエネルギーと各種資源の確保のためです。
また、インド洋への出口の確保に中国のREITの狙いがあり、今後の展望を託したものです。
日米欧が対ミャンマー制裁を続ける中、REITの展望での希望の光は、中国のミャンマーでの存在感の高まりです。
東アジアに唯一残されたフロンティアがミャンマーですが、現時点でのREITはまだ少ない状況です。
1988年の市場経済復帰後は、国際社会からの経済制裁を受けたのですが、REITの展望は暗いものではありません。
実際、ミャンマーからの対日アパレル輸出が近年急増していて、REITと連動して好調です。
1990年には総選挙が実施され、2008年には新憲法が承認され、その頃からREITが注目されはじめました。
貿易や投資活動の障害になっていることが、REITを遅らせている原因になっているのです。
経済開発の遅滞で、ミャンマーの生活水準は低いのですが、人件費が安いので、生産拠点としての価値があり、REITが注目されています。
ミャンマー政府は、輸出で得た外貨の範囲内でのみ輸入を認める政策を採っていることもあり、REITの展望には明るい材料があります。
貿易収支は8年連続黒字で、中でも天然ガスの輸出額が突出していて、REITの展望に期待感が強まります。

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