REITは、不動産投資信託の事で、不動産を運用する投資信託の仕組みを指しています。
米国でREITは既に1960年代に誕生し、1990年代に入って急速に拡大していきました。

REITは、配当可能利益の90%超を分配すると法人税が課税されないので、
その点で優遇されています。そしてREITの場合は不動産の開発はせず、
その特徴は不動産の賃貸事業に特化している点にあります。
REITは、そうした特徴を有していて、非常に安定性が高く多くの投資家から支持されています。

REITの市況の裏技なんです

REITは、不動産が好調であれば買っても大丈夫なのですが、常にその市況を鋭く観察していく必要があります。
REIT全体の市況としても、今後ますますの成長が見込まれるので、10兆円規模の市場になることが期待されます。
また、値上がりすると利回りは下がってしまうことになり、最近のREITは、過去6%以上あったのが平均3%台になっています。
ただ、株よりもREITは、値動きがマイルドなので、国債を買うよりは高い利回りを誇っています。
最近では、証券会社も投資家獲得に向けてREITに対する取り組みを強めていて、これからの市況の伸びが期待されています。
現物不動産で問題になるのは流動性の部分ですが、その点、REITなら、流動性が高く、換金性も優れています。
流動性の観点から見ても、また、市況の動きから見ても、現物の不動産投資よりもREITの方が有利と言えます。
今後のREITの市況がどのような展開になっていくかが気になるところですが、現時点でもかなりの成長を見せています。
誕生からREITはたった5年で市場は4兆円規模にまで成長していて、今後の市況が注目されています。

REITの中で、上場した投資法人も38社になっていて、今後益々、上場を目指す投資法人が出現すると期待されています。

REITは、必要以上にあまり追い回すべきではなく、株式市況は、アベノミクスで上昇の気配が色濃くあります。
首都圏を中心に不動産価格が値上がりしつつあるので、REITが注目されていますが、不動産市況は今後底打ちする可能性があります。

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