REITは、不動産投資信託の事で、不動産を運用する投資信託の仕組みを指しています。
米国でREITは既に1960年代に誕生し、1990年代に入って急速に拡大していきました。

REITは、配当可能利益の90%超を分配すると法人税が課税されないので、
その点で優遇されています。そしてREITの場合は不動産の開発はせず、
その特徴は不動産の賃貸事業に特化している点にあります。
REITは、そうした特徴を有していて、非常に安定性が高く多くの投資家から支持されています。

REITの今後のポイントなんです


賃料収入や物件の売却益を投資家に分配金として配分する仕組みが、REITにはしっかり構築されています。
株式に例えると、REITでは、株価にあたるのが投資口価格で、配当金にあたるのが分配金ということになります。
全体の値動きを示す東証REIT指数も順調な推移で、1年間で約34%の上昇を見せていて、今後の動きが注視されています。
今後はREITについては、利回り面での投資妙味をいかに保てるかが、ポイントになるでしょう。
日本においても、REITは、東京証券取引所に39銘柄が上場していて、今後は更に増えると見込まれています。
つまり、REITへ投資するということは、投資口価格の上昇による売買差益と分配金の両方が期待できるわけです。
これは、需給関係の改善が効を奏していて、REITは、今後さらに大きく発展していくことが期待されています。
日銀が金融緩和の一環として、市場からREITの買い入れを継続しそうなことも、今後の期待感を高めています。
最近では、REITは、3カ月で約53%も上昇したことになり、リーマン・ショック以降、低迷を続けていた相場が一気に上昇に転じています。
安倍政権が目指す脱デフレは、不動産価格の賃料相場の将来的な上昇を連想させるので、今後のREITに期待がかかります。
オフィス稼動率に底入れ感が広がり、東日本大震災を契機に、オフィスの移転ニーズが高まったことでREITが注目されました。

REITは、通常、半年ごとの決算で収益の大半が分配金に回されるので、分配金利回りが非常に高くなる傾向にあります。

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