プロポーズというのは、男女が結婚という1つの形を育む上で自然発生的にできたものなの
かもしれません。プロポーズというのは、求婚する一方がその決意を表すもので、
それがどんな形であれ、相手が納得するものであるなら、特にやり方にはこだわりはありません。
プロポーズに形式的な意味はなく、自由な発想により発展してきたものなんですね。
形式ばったものがプロポーズにはないので、その形はまったく自由と言っていいんじゃないでしょうか。

プロポーズと和解の裏技なんです

プロポーズで済めばベスト、と思っている方も多いのではないでしょうか。
それが今では、実質的にプロポーズと同じような感覚で和解離婚が成立します。
ある意味で言えば和解に近い形で離婚の話が纏まっているため、プロポーズで大きな負担やストレスを感じる事はないかもしれません。

プロポーズが成立しなかった際、そのままでは離婚も出来ないため夫婦のどちらかが申し立てをして別の離婚方法を探っていく事になります。
この辺りになると、プロポーズとは異なり色々な立場の人が離婚問題に関与してくるため作業一つを取ってみてもかなり疲れそうです。
因みに、プロポーズの段階で離婚話がまとまらなかった際には調停離婚や裁判離婚へと変化していきます。
ある程度進むと裁判所を通じて離婚の話をする事になり、もはやプロポーズとは規模が違っています。
プロポーズでは裁判所の出番はありませんが、段階が進むと主な舞台となります。
プロポーズでは解決せず離婚へ向けての裁判が行われている段階でも、和解が成立すればそこで離婚も成立となります。
法律が改正される以前では、プロポーズから裁判離婚へと進んだ場合には裁判の結果でのみ離婚が成立していました。
納得できない部分が出るのは当然としても、どう折り合いをつけていくかがプロポーズの成功の鍵を握っていると言えるでしょう。

プロポーズは、結論こそ離婚という最終地点に至ってしまっていますが過程を考えればそこまで悲観するものではないでしょう。
はじめからプロポーズの余地がないと判断された場合には、早い段階から申し立てをすると良いのかもしれませんね。

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