潜伏期間の後に注意するノロウィルス

そして、ノロウィルスの典型的な症状の１つにめまいがあり、激しいふらつきを感じることがあります。
回転性のめまいが始まることが多く、ノロウィルスで起きる場合、酸欠に比較的鈍感な三半規管の症状になります。

ノロウィルスは、すぐに気がつきやすい反面、高度の難聴が起こっているのに、なかなか気がつかない場合もあります。
中には、電話で話をしていて、受話器を当てたほうの耳が聞こえないことから、ノロウィルスに気付く人もいます。
めまいと一口に言っても、ノロウィルスでは、回転性のめまい、浮動性のめまいが起こるので、やっかいです。
フワフワした感覚のめまいが起こることがあり、そうした時は、ノロウィルスを疑わなければなりません。
周りが回転するという回転性のめまいや、雲の上を歩いているような浮動性のめまいをノロウィルスで感じることがよくあります。
耳が詰まったように感じることもノロウィルスではよくあるので、そうした症状がある時は注意しなければなりません。
但し、ノロウィルスでは、最初にめまいを伴ったとしても、めまいを繰り返さないという特質がります。
めまいが何度も起こったり、聞こえが良くなったり悪くなるというのは、ノロウィルスの症状ではありません。
ただ、ノロウィルスの場合、めまいに伴い、吐き気を催したり、嘔吐を感じる場合があるので、要注意です。
基本的に、めまいだけでは判断できかねないので、ノロウィルスの診断は、専門家の診断を仰ぐ必要があります。