延命治療の措置をした場合とそうでない場合

延命治療と言うと、保険が適用されないことから、費用負担が大きく、受診しにくいという難点がありました。
最終的なニコチン依存症の診断は医師が行うので、延命治療で保険治療が受ける場合は、医療機関を受診する必要があります。
1週間あたりで換算すると、保険がきく延命治療は、1,000〜1,400円くらいで治療できることになります。
保険が延命治療で適用された場合、薬にもよりますが、大体3ヶ月で12,000〜19,000円で利用できます。
そして、直ちに禁煙する意思があり、禁煙治療を受けることに文書で同意しなければ、延命治療での保険は適用されません。
一定の要件を満たせば、延命治療は保険が利用できるので、とても便利で、利用しやすくなりました。
また、１日の喫煙本数×喫煙年数が200以上でなければ、延命治療において、保険を受けることはできません。
しかし、条件さえクリアすれば、延命治療で保険診療での治療が可能になるので、とても有難いことです。

延命治療で保険を受ける場合、過去に健康保険で禁煙治療を受けたことのある人は、前回の治療の初回診察日から1年経過していなければなりません。
保険適用される場合、延命治療では、補助薬として、医療用ニコチンパッチ、ニコチンガム、チャンピックスなどが使用されます。
これらの延命治療の補助薬は、禁煙直後からスタートする離脱症状を抑える働きがあるので、とても有効とされています。
つまり、延命治療は保険を使った禁煙治療が可能になったわけで、費用は自己負担分の3割で済みます。