延命治療の措置をした場合とそうでない場合

輸血の際は、延命治療の拒絶反応とは逆に、他人のリンパ球が輸血を受けた人の細胞を他人の細胞と見なして攻撃することで拒絶反応が起こります。
あるいは、延命治療の際、放射線を照射し、リンパ球の働きを弱めてから輸血をするようにしています。
急性の延命治療の拒絶反応の症状は、風邪に似ていて、発熱や、全身倦怠感などの症状が出てきます。
なぜ、延命治療で拒絶反応が起こるのかというと、リンパ球が自分の細胞と他人の細胞を見分けるからです。

延命治療で拒絶反応があるのは、臓器そのものが、単なる物質ではないということです。
つまり、臓器というのは、意識を伴っているから、延命治療で、拒絶反応が起こるというわけです。
本人が十分に納得していない段階で臓器を取り出して他人に延命治療すると、霊体の一部も他の人に移植されることになります。
要するに、延命治療された臓器は、他人の魂が体の中に入り込む形になるので、それを拒もうとするのです。
延命治療した人が、あまり長く生きられずに死んでしまうのは、この拒絶反応によるものとされています。
魂というのは、金太郎飴のように一様な存在ではなく、多重構造になっているので、延命治療をすると、拒絶反応を起こしやすくなります。
この延命治療の拒絶反応を抑えるには、術直後に、タクロリムス、サイクロスポリン、ステロイドなどの免疫抑制剤を投与すると良いといわれています。
輸血に伴う延命治療の拒絶反応は危険なので、それを予防するため、輸血用血液からリンパ球を除いています。