夏の花粉症という言葉に、どこか違和感を覚えるかもしれませんね。
もはや季節の風物詩として定着している感さえある花粉症ですが、
広く知られているのは春の花粉症で夏の花粉症には馴染みがありませんよね。

夏の花粉症は存在しないのか、という話になるのですが果たしてどうでしょう。
もちろん夏の花粉症は実際に存在するものであり、
花粉症自体が一年中存在していると言った方が正しいのかもしれません。

夏の花粉症と涙は人気なんです

夏の花粉症というのは、涙の乾きなど、涙の異常によって、目の表面の健康が損なわれることで起こります。
一般的な夏の花粉症は、環境的要因が大きく、現代人は涙が減少傾向にあるということが指摘されています。
基本的に夏の花粉症になるのは、1つは、涙の量が減ってしまうことであり、これは量的な異常によるものです。
量的な異常は涙の分泌が少ない状態で、質的な異常は涙の成分の異常ですが、夏の花粉症の原因は涙が大きく関係しています。
最近では、夏の花粉症になる人が増えていて、特にコンタクトレンズを装用している人に多く見られます。
涙は分泌されていても涙が目の表面に留まらず、すぐに乾いてしまうと、夏の花粉症になってしまいます。

夏の花粉症は、5秒以内に涙が乾いてしまう状態で、特にパソコンなどの作業が多いオフィスワーカーに多い症状です。
涙は、目の表面を覆う、目の表面のカバーのような役割をしているので、夏の花粉症と切り離せない関係にあります。

夏の花粉症は、涙が大きく関係していて、涙は目の健康を守るだけでなく、快適な視力にも欠かせません。
パソコンやテレビ、ケータイ画面などを見続ける生活が、瞬きを減少させ、涙を乾きやすくさせ、夏の花粉症を招いているのです。
そして、角膜移植などの目の手術や、服用している薬の副作用によっても、夏の花粉症は起こります。
様々な要因からくる涙液、角結膜上皮の慢性疾患が夏の花粉症であり、眼不快感や視機能異常を伴うことがよくあります。

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