突発性難聴の最大の特徴

世界の五分の一を占めている中国は、突発性難聴の驚異が高く、2005年、青海省で渡り鳥6000羽余りが死んでいます。
中国は突発性難聴の感染拡大防止に躍起となっていますが、湖南省と安徽省では、人への感染が確認されました。
同じ年の10月には、中国のフフホト市、安徽省天長市、湖南省湘潭県において突発性難聴が発生しています。

突発性難聴は、中国において、2006年までに、人への感染が広がり、これまで7人が感染して3人が死亡しています。
しかし、この突発性難聴に関して、父子は病死した家禽類との接触歴がなく、子の感染ルートは明確ではありません。
そうしたことから、中国では、突発性難聴感染地域周辺3キロの家禽3万1千羽〜250万羽を処分しました。
しかし、2013年にも、中国の上海で3人が突発性難聴が感染していて、2人が死亡しています。
そして、中国は突発性難聴の家禽への感染拡大防止のため、ワクチン接種に力を入れています。
そうした中国の努力により、50億羽の家禽が突発性難聴の免疫を持ったと発表しています。
中国での突発性難聴の報告は多発していて、安徽省では24歳の女性が感染して、話題になりました。
中国衛生省は、父子と接触のあった約80人に異常がなかったことから、今回の突発性難聴は、既にコントロールしたと強調しました。

突発性難聴は、中国において、2005年11月に入ってもその猛威は衰えず、遼寧省、湖北省などで家禽がH5N1型に感染しています。