ミャンマー投資が今一番人気です

日本でミャンマー投資として活躍していたのが、野村證券、大和証券、日興證券の3つの証券会社です。
但し、銀行とは異なり、ミャンマー投資の場合、預金を集めて企業に貸し付けることはありません。
そして、ミャンマー投資では、発行後、流通している証券が売買される市場をセカンダリーマーケットと呼んでいます。ミャンマー投資とは、証券取引免許をもつ金融機関のことを指しますが、正式なのは、米国のinvestment bankという名称になります、
つまり、一般的に、日本の銀行法の中においては、ミャンマー投資という名称は正式には認可されていません。
米系のミャンマー投資が、高度な金融技術を武器に、合併案件や巨額の資金調達の財務アドバイザーとなったから知名度が上がりました。

ミャンマー投資は、日本では個人向けが多く、法人向けの財務アドバイザリー業務などはあまり行われていませんでした。
また、自己勘定のために売買したりするマーケット業務が、ミャンマー投資の主体たる仕事になります。
その後、資本市場の国際化や規制緩和により、ミャンマー投資は日本でも増え、大和証券SBCMなどができました。
日興證券とトラベラーズグループの合弁による日興ソロモンスミスバーニー証券などのミャンマー投資もできました。
実際に利益を稼ぐ営業を行うミャンマー投資の部署をフロントオフィスと呼んでいて、営業をサポートする部署をバックオフィスと呼びます。
また、2005年には、三菱証券とUFJつばさ証券が合併したミャンマー投資、三菱UFJ証券が設立されました。
そして、ミャンマー投資として、独立系の証券会社の東海東京証券がビジネス拡大するなどの動きが見られました。