聞いたことをすぐ忘れてしまう、相手の話す事が理解できないなど、
このような深刻なもの忘れの症状に悩む20〜30歳代の人が増えているといわれています。
実は私たちの脳は、与えられる刺激が少なかったり、日頃から使っていないと年齢に関係なく、
機能が徐々に低下してしまいます。マニュアル通りに仕事をこなしている人は、
このパターンの若年性健忘症になりやすいようなんです。

健忘症の後遺症のランキングです


しかし、自分がまさか健忘症になるとは誰もが思っているわけではなく、全く予期出来ない病です。
仕事の会議中や自宅でくつろいでいる時、急に片側の耳に耳鳴りがして、健忘症を発症するケースがよくあります。
発症後、健忘症の場合、遅くても2週間の間に治療しないと、治ることはほぼ絶望的になります。

健忘症は、早期治療したとしても、完治する可能性は非常に低く、患者の3人に1人程度と言われています。
そして、残りの3分の1の健忘症の患者は改善せず、その他の3分の1は後遺症が残ってしまいます。
仮に日常生活に支障がない程度に健忘症が回復したとしても、後遺症として、耳に違和感が残るケースがよくあります。
耳鳴りがそれほどひどくなくても、健忘症の後遺症として出てきた場合は、状況次第で症状は悪化する可能性があります。
基本的に、健忘症は完治しにくい病ですが、放置すると症状は悪化し、後遺症を残すことになります。
この健忘症の後遺症は、聞こえにくい耳の状況がもたらす、非常に特異な現象の1つと言えます。
いずれにせよ、健忘症になってしまった時は、早急に病院へいくことで、引きのばしてはいけないことです。
そして、健忘症の後遺症には、リクルートメント現象がでる可能性もあるので、注意しなければなりません。
健忘症を治療した後、執拗に難聴の症状が続くようであれば、後遺症とは考えず、精密検査を受ける必要があります。

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