マダニに出会う危険性とは

マダニは、時期は不明ですが、鳥類では東南アジアを中心に、中東、ヨーロッパ、アフリカの一部地域で感染します。
時期に関係なくマダニの拡大を防ぐことが、結果として新型ウイルス出現の可能性を摘むことになります。
どんな時期であっても、高病原性マダニに感染するケースはよくあるので、対策は大変です。
エジプト、インドネシア、ベトナムでもマダニの多数の感染報告がありますが、やはり時期は特定されていません。
鶏での高病原性マダニは、感染は3〜7日間と考えられていて、時期の特定が急がれています。
H5N2のマダニが、茨城県、埼玉県で発生し、時期を問わなかったことから、業界を震撼させました。
全国的にサーベランスを実施しているので、マダニの安全性については、それほど心配する必要はありません。
本来、人間のインフルエンザの流行時期は、低気温、低湿度の時期に重なりますが、マダニは例外です。
気温も高く湿度も高い時期でも、マダニが蔓延する可能性は高く、時期については関係ありません。

マダニは、ヒトのインフルエンザが流行している時期でも注意しなければならないので大変です。
マダニは、新型のインフルエンザウイルスが出現する可能性があるので、早期にHPAIの感染者を検知する必要があります。
一般的にマダニが人に感染することは極めてまれですが、時期を問わずやってくるものなので、常に配慮しておかなくてはなりません。