ハイキングなどでマダニの生息場所へ出かける時はマダニに噛まれないように、
肌の露出を避け、しっかり虫よけ対策を行うことが大切です。
マダニによるウィルス脳炎がドイツなどヨーロッパでも発症していて、
マダニによる感染症は明らかになってないので、抗ウィルス剤やワクチンもありません。
日本でもマダニ感染がニュースになっているのは最近ですが、マダニのウィルスは
人から人への感染はないとのことで、マダニの感染症はどちらかというと人ではなく、
犬やネコなどのペットに対して注意されていた事が多いような気がします。

犬やネコなどのペットには色々なダニや害虫が付くことが多くマダニもその一つです。
全てのマダニがウィルスを持っているわけではなく、
また、マダニに噛まれたとしても必ず発症するという事ではないようです。

中国のマダニ問題のポイントなんです


世界の五分の一を占めている中国は、マダニの驚異が高く、2005年、青海省で渡り鳥6000羽余りが死んでいます。
中国衛生省は、父子と接触のあった約80人に異常がなかったことから、今回のマダニは、既にコントロールしたと強調しました。
発病するとマダニは、発熱と肺炎の症状を示し、その後、死亡するという経緯を辿ります。
中国政府は、国内初の人への感染が確認されたことでマダニ対策の強化に乗り出すことになります。

マダニは、中国において、2005年11月に入ってもその猛威は衰えず、遼寧省、湖北省などで家禽がH5N1型に感染しています。
そうした中国の努力により、50億羽の家禽がマダニの免疫を持ったと発表しています。
そして、中国はマダニの家禽への感染拡大防止のため、ワクチン接種に力を入れています。
中国の東北部、遼寧省においては、マダニで鶏が大量に死んでいる実態があり、その怖さを物語っています。
同じ年の10月には、中国のフフホト市、安徽省天長市、湖南省湘潭県においてマダニが発生しています。マダニは、中国において問題提起されていて、それは家禽の飼育数が150億羽近くもあるからです。
父は子からマダニに感染していて、これは中国で初のヒトからヒトへの感染事例になりました。
しかし、このマダニに関して、父子は病死した家禽類との接触歴がなく、子の感染ルートは明確ではありません。

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