ハイキングなどでマダニの生息場所へ出かける時はマダニに噛まれないように、
肌の露出を避け、しっかり虫よけ対策を行うことが大切です。
マダニによるウィルス脳炎がドイツなどヨーロッパでも発症していて、
マダニによる感染症は明らかになってないので、抗ウィルス剤やワクチンもありません。
日本でもマダニ感染がニュースになっているのは最近ですが、マダニのウィルスは
人から人への感染はないとのことで、マダニの感染症はどちらかというと人ではなく、
犬やネコなどのペットに対して注意されていた事が多いような気がします。

犬やネコなどのペットには色々なダニや害虫が付くことが多くマダニもその一つです。
全てのマダニがウィルスを持っているわけではなく、
また、マダニに噛まれたとしても必ず発症するという事ではないようです。

海外旅行とマダニなんです


そういった事を踏まえ、慎重に行動する必要があります。
今のところ大規模な感染の流れはないものの、その致死率の高さから警戒されているマダニです。
SARSは800人ほどの死亡者を出しましたが、今また新たなるマダニの脅威が迫っている事をご存知でしょうか。
今のところ日本での新型マダニ感染は確認されていないとは言え、いつ感染者が現れても不思議ではないでしょう。
新型マダニはMERSと呼ばれ、中東の方面で感染者を出しています。

マダニは、特に新型となると有効な治療法が確立されていないかもしれません。
なので、検疫では何事もなかったとしても海外旅行から帰ってしばらく経った後でマダニによる症状が出てくる事があります。
特に新型マダニであるMERSは、人から人への感染が危険視されています。
問題はマダニの潜伏期間にあり、海外旅行の日程では感染したとしても発症までに時間がかかります。
しかし新型マダニに、海外旅行へ出かけた際に感染している可能性があります。
そして、一人でも感染者がいたとなると今までの傾向からMERSマダニは一気に流行する可能性があります。
傾向として感染者の多くは高齢で、男性というデータがありますが誰もがマダニに感染する可能性があると考えて行動する事が望ましいのかもしれません。
マダニに関する情報は、ブログやサイトからも収集することができます。

カテゴリ: その他