リンパ節が移転すると、その場所以外の臓器に移転の可能性があるので、
その移転場所によって、それぞれの症状が現れます。
そして、その場合のリンパ節の治療法は、
がんに直接働きかける積極的治療と、症状の緩和を目的とした支持的治療に別れます。
リンパ節に移転がみられる場合、その他の場所にも色々と移転しやすくなり、
注意しなければなりません。

リンパ節で救いなのは、比較的抗がん剤が効きやすい

悪性リンパ節の場合は、治療法は放射線療法か化学療法のみとなり、悪性でやっかいなのは、全身のどこに転移するかわからないところです。
ダムのようになって、せき止める役割を果たしていているのがリンパ節で、結果、腫れや痛みとなって現れるのです。
リンパ節の腫れや痛みに関しては、防衛反応の一種とされていて、細菌類から体を守るボディガードのような感じと受けとめるといいでしょう。
しかし、リンパ節は全身組織にあるので、癌でよく採用される切除手術での完治はほぼ不可能と言われています。
一般的にリンパ節の腫れや痛みは、不快な症状の一つになりますが、いざという時には活躍をします。
普段、リンパ節は皮膚の上からさわっても全く分かりませんが、風邪などを引き、ウイルスや細菌に感染して打ち勝とうと闘う際に、腫れてきます。

リンパ節にしこりがある場合、腫瘍の疑いがありますが、治療による完治は断言できません。
首のリンパ節にしこりがあるというのは意外と多く、病院に腫瘍を心配して来院する人は後を絶ちません。
全身に張り巡らされている器官がリンパ節なので、ここでの腫瘍はとても気になるものです。
このリンパ節の中をリンパ液が流れているわけで、血液と同じように体の中を循環しているのです。
そういう意味では、リンパ節の腫瘍というのは全て悪性であると考えていいのかもしれません。リンパ節というのは、体の中を流れている血管とは別の、それよりも細い管の中に存在します。
リンパ管の道中においてリンパ節があり、これは外から侵入してきた細菌やウイルスなどが、体中を循環しないように、ダムのような働きをしています。
また、リンパ節の場合、再発する可能性も高いので、とてもやっかいなのです。
ただ、リンパ節で救いなのは、比較的抗がん剤が効きやすいということです。

カテゴリ: その他
カテゴリ
ログイン
RSS