リンパ節が移転すると、その場所以外の臓器に移転の可能性があるので、
その移転場所によって、それぞれの症状が現れます。
そして、その場合のリンパ節の治療法は、
がんに直接働きかける積極的治療と、症状の緩和を目的とした支持的治療に別れます。
リンパ節に移転がみられる場合、その他の場所にも色々と移転しやすくなり、
注意しなければなりません。

リンパ節の検査の裏技なんです


内視鏡で食道内の粘膜の状態を見る事で、リンパ節であるかいなかと、その度合いがほぼ明確になるとされているからです。
確かに、びらんや潰瘍がなければ、「非びらん性胃食道逆流症」という病名が告げられる事が圧倒的多数でしょう。
やはり胃カメラを飲んで行なう内視鏡検査で、食道内の粘膜の状態を見なければ、リンパ節の有無や度合いは判断出来ないというのが実際のところなのです。
何故なら、食道内の粘膜に異常が診られないのにも関わらず、頻繁に胸焼けや呑酸を起こすという事であれば、それこそ食道ガンや胃ガンである可能性が否めません。
その際使用されるのが「上部消化管内視鏡」と呼ばれる内視鏡、所謂胃カメラで、鼻か口から挿入して、モニターで食道内部の様子を診て行きます。
ただし、どんなに立派な資料に基づき、どんなに大切な質問をされても、患者がアバウトに答えていては、何の意味もありません。
故に、思い当たる節はあっても、別に指摘される訳でもなく、日常生活にさほど大きな支障を来す訳でもないところから、ついつい放置してしまわれる方も多いようです。
従って、リンパ節には、世界共通の専用問診票とも言える「QUEST問診票」が用いられるほど、問診が非常に重要なのです。
患者さんにとっては、非常に辛い検査ですが、これによって、食道の粘膜にびらんや潰瘍が発見されれば、そこでリンパ節である事が判明します。
加えて、胸焼けや呑酸などの症状は、直接患者がきちんと訴えない限りドクターには分かりません。
ではでは、何故、リンパ節は、健康診断で判明しにくいのでしょうか。
けれど、この非びらん性胃食道逆流症はリンパ節の極めて初期の症状であるものですから、やはり油断禁物、きちんとした治療をする必要性があります。

リンパ節の検査は、先ほどもご説明したように、基本的には問診と内視鏡検査の2本立てで行なわれます。
けれど、これはあくまでも、食道の粘膜にびらんや潰瘍などが診られ、リンパ節である事が明らかになった場合の話。
そこで、内視鏡検査の際に病変部分の組織を一部切り取り、本当にリンパ節を発症しているのか、それともガンの疑いがあるのかを改めて病理検査する事になります。
また、患者さんによっては、どうしても内視鏡検査が難しい方もいらっしゃいますから、その場合は、薬を服用し、1週間ほど様子を見るという方法が取られる事もあるそうです。
因みに、びらんというのは粘膜のただれの事で、潰瘍は組織破壊が診られる事、このいずれかの症状の有無と進行具合で、今の病気の重傷度が分かる訳です。

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